交通事故・ムチウチ矯正なら しまむら接骨院 の日記
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いわゆる ” すじ違い(筋違い) ”
2012.02.06
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よく聞かれる言葉でしょうか・・
比較的、若い人にはなじみの少ない言葉かもしれませんが、意味はなんとなくおわかりでしょう。
昔から言われている表現で、正確には「筋損傷」です。意味はそのまま筋肉を痛めている(損傷している)状態のことです。
首の寝違いやら、背中・腕・足の筋肉の痛みの表現でよく使われますが、たまに間違った解釈をされている方もいたりして、納得した説明するのが難しい場合があります。
たとえば、「足首の捻挫」も「足首のスジを違えた」なんて表現される方もいます。
これも あながち間違いではないのですが、足首捻挫では靭帯損傷が主です。
筋肉と靭帯は、関節の構成要素・役割が違います。
それと、手首の場合では、腱鞘炎のことも「手首の筋を傷めた」という場合もあります。
腱炎・腱鞘炎とよばれる”腱”ですが、これもあながち「スジ」とよんでも差支えはないのですが、正確には「筋肉と腱」は違います。
とは言いながら、治療法には変わりはしないので分かりやすい表現にこしたことはないのですが、あくまで「すじ違い」は症状名で、正確な診断名ではないことを少し覚えておいてください。