交通事故・ムチウチ矯正なら しまむら接骨院 の日記
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手首の痛みの鑑別
2012.04.24
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先日、2年ほど手首が痛い、腱鞘炎だ と主張される患者さんがいらっしゃいました。
鍼灸院や整骨院を回りながら、腱鞘炎として治療してきたけど一向によくならないとのことでした。
実際に私も診てみて、確かに腱鞘炎の症状には似ているが圧痛点を探すと、腱鞘の部分ではない。手首の骨の部分、舟状骨にある。しかも左右で形が違う・・・。
私は患者さんに「以前に大きな衝撃で手をついてこけたりしたことはないですか?」
と聞くと、案の定思い当たることがあったそうです。
このケースは、その際にその手首の1箇所の骨が骨折し、変形治癒した結果が今の痛みにつながっているんです。
この部分の骨折は、大変鑑別が難しく、見過ごされることが多いです。
ただ、後々日常生活に支障がでることは少ないとされてはいますが・・。
やはり早めにちょっとしたケガでも専門の治療院を受診するようにしましょう。
